本当の幸せを実現する心の仕組みとは、どんなものか知っていますか?
一般的に私たちの多くは、社会の条件付けられた領域の中で生きています。
良い悪いと言ったようなものごとを吉と凶に分ける思考は、
二分思考と言います。
これをやっている間は、永遠に幸せはやってこないというのがチベット仏教の教えです。
しかし、私たちは子供のころから、この二分思考を教えられてきています。
実は、幼稚園や小学校から「評価」という形で始まっています。
この領域は、他者からの見返り(報酬や評価など)という 外部基準で人や自分の価値を判断します。
学問の成績が良いとか悪いというのも、先生の判断基準ですし、
会社に入って役職や給料が決められるのは、会社の代表や人事課、上司の評価によるものです。
ですから、特に人の目が気になってしまうという人は、
この条件付けられた領域の中で、自分の個性を見いだせずに、苦しい思いをしているのかもしれません。
または、外部基準ばかりに目がいってしまい、自分と向き合うことを忘れてしまっているのかもしれません。
外部基準ばかり気にしていると、自分の意見も言えなくなってしまい、
人間関係がうまくいかなくなるので、転職を考えたり、自分を責めてしまうこともあると思います。
ですから、たとえ条件付けられた領域で生きていても、自分という個性は大事にしたいものです。
人は、他者からの評価という見返りがなくては、自分の存在価値が揺らいでしまうので、
私たちは、永続的に他者の評価という、見返りを求め続けることになります。
それを満たそうとし続けることが、様々なストレスを生み出すことにもつながり
そのループはずっと続きます。
その一方で、たとえ見返りがなくとも、自分が誰かの役に立っているという満足が得られることがあります。
勘違いしないでいただきたいのですが、これは自己犠牲とは違います。
自分が誰かの役に立っているという満足感には、
ある種の感動が伴い、心が震えるくらいの幸せを、感じることがあります。
この心的な本能から来る「自己主張」のことを、貢献欲求と言います。
「人のために自分を役立てたい」という本能です。
赤ちゃんが、自分の舐めまわしたおもちゃを差し出すことがありますが、
この行為が「人のために自分を役立てたい」という本能表れだといわれています。
ですから、私たちにはほぼ全員、この本能が備わっているのです。
貢献欲求の在りかは、自分の本質領域にあります。
この領域は誰もが先天的に持っている、 心的資質の領域であると考えます。
そこが満たされてこそ、心からの幸せを感じているのです。
そして自分の本質領域では、自律的なやる気が発揮されます。
それが本人の内側から湧き出るような幸せを伴う時、その人の毎日は満たされ続けるのです。
まずは、自分にも貢献欲求が備わっていることを実感できるように
また、思い出せるようになりましょう。
誰もが、本当の自分と出会い、心から愛せること
誰もが、自分は誰かの役に立つことを、心から望んでいると知ること
誰もが、本当の自分を活かし、役立てる幸せを感じること
自分の心が満たされていくと、外部基準が気にならなくなり、
あなた本来の貢献欲求が浮上してきます。
※こちらはヒーリングではなく、ZOOMを使ってワークをしていくものです。
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